居住者目線での現地調査

不動産投資において物件を決める際には、まずは最寄りの駅から最短距離を歩いて候補物件への道のりを確認しておきましょう。

この時、とくに女性視点を持たなければなりません。

 

駅からのアプローチの確認は昼と夜の両方必要です。

昼間は明るく閑静な通りであっても、夜間に街灯もない、さらには風俗街や飲食街を通るかどうかは、女性が気するところです。女性客に嫌われる環境となると、入居者の50%を取り逃がすことにもなりかねません。

町の風景は、昼と夜、休日と平日で大きく様変わりします。

 

物件の前面道路や近隣の道路の交通量。交通量が多ければ、騒音、排気ガスの問題が懸念されます。これも平日と休日の両方を見る必要があります。

また、幅員から交通量が少ない道路のはずが、抜け道に使われていれば、常に車が行き交っていたり、また近くに配送所があれば、配送用のトラックなどが早朝から出入りします。

自分が住みたいか住みたくないかの感覚も非常に大切です。

 

物件自体の日当たりや眺望を確認する必要もあります。

内見できない場合は、地図と照らし合わせながら肉眼で、周りの建物が何階建てか、建物からどの程度の距離が離れているか、真南はどちらか、ということを確認して、想像力を働かせてください。

外観の見が目やグレード感も大事なポイントです。エントラスなどにそれなりのグレード感があるか、清掃が行き届いているか、デザインが優れているかなどは素人が見てもわかるポイントです。外壁が老朽化して美観が損なわれていたり、コンクリート部分にクラックが入っているのも見てわかるポイントです。

 

自分自身が「このアパートやマンションに住みたくない」と感じるのであれば、投資は見送ったほうがいいといえます。

その物件を借りる人の目線や立場で見て、現地調査の段階で「これなら借りてもいい」と感じたら、その次に建物や設備面での確認に移りましょう。