現地調査で見るべきポイント

物件を数多く見ることを積み重ねていくと、不動産業者からもらった販売用の図面や物件資料を見た段階で、「あ、この物件はいけるのでは」と、判断がつくようになってきます。

もちろん、もらった資料だけで判断するわけにはいきません。すぐにでも物件を見に行こうとなりますが、それには準備が必要です。

第一に地図です。販売用の図面にはおおよその案内図が掲載されています。ですが、それだけでは心もとないといえます。

情報をくれた不動産業者に物件の住宅地図を依頼してください。業者がよく使う地図ならば、物件の隣接地にすでにどんな建物が立っているかということが、おおよそわかります。

地図はすべて真上が真北となりますので、周りの建物の規模や種類によっては、日陰になる位置や、物件の実際の向きや日当たりが、ある程度、事前に予想することができます。

また、地図上で、北側に比較的幅員の拾い道路があれば、交通量や車の騒音問題、近隣に工場があれば、音や臭いの確認をするなど実際に現地行った時にやるべきことの計画を建てることが出来ます。

次に、最寄り駅から物件までのアプローチの確認です。

商店街なのか住宅街なのか。駅は何駅あるのか、バス停の利用はどうかと地図を見てわかることは多くあります。

1/10000の地図を使用することで、より広域に葬儀場、火葬場、工場、その他、一般的に嫌悪施設と呼ばれるものが、徒歩圏内にあるかどうかも確認できます。

また、近くに河川や水路などがあった場合には、大雨などの浸水状況なども併せて、役所や現地でヒアリングする必要もあります。

また、もしも調査対象物件と現在募集中の物件を見比べたときに、明らかに対象物件の賃料が割高な場合、あるいは、立地環境に優れる他の募集物件の賃料が割安である場合には、相当な注意をしてください。